四月

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シャワーを出て、彼の寝顔を眺めていた。 彼が目をさまし、私の顔をみるなり、 「俺、やっちゃいけないことしなかった?」 なんだ。 やっぱりそうだったのか。 そう心の中でつぶやき、口から出た言葉は、 「大丈夫。無かったことにしよう」 納得してるように見せるしか、プライドを守る方法がなかった。
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