3人が本棚に入れています
本棚に追加
そのあと、出勤したはよかったものの、間抜けな事に、満喫でシャワーをあびたあと、髪の毛を乾かさずにいて、風邪をひいてしまった。
お昼には熱があがり、早退した。
次の日、熱が下がらず、休むことにした私は、
一日、寝てすごした。そうするしかなかった。体がだるくて動けない。
夜、なんとか起き上がることが出来るようになって、気付いた。
なんと更に間抜けなのか、
薬を会社に置いたままかえって来てしまっていた。
すると携帯がなった。
彼からだった。
「もしもし?お前大丈夫?熱さがった?」
人は、具合が悪いとき、人恋しくなる。
「下がらないの。薬そっちに忘れて来て。」
「飯は?食ったの?」
「食べてない。冷蔵庫からっほ。てか食欲ないよ。」
「そうだよな。でもなんか食べてないとさ。
薬持って行ってやるよ。
飯も。
お前いないと、仕事にならないし。明日までに直せ。」
「ありがと。起きられるようにはなったから、ご飯くらいは自分で買いに行くよ。」
「嫌、どうせ、コンビニ弁当かうだろ。ダメ。行くから。」
「うっ。じゃお願いします。」
「はいよ。じゃあとでな。寝とけ!」
なんで優しいのかな。
この前の事気にしてるのかな。やっぱり。それで親切になってるのか。
きっとそうだな。
最初のコメントを投稿しよう!