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ここでちょっと休憩、爬虫類と両生類について…
カメは爬虫類、イモリは両生類、ヤモリは爬虫類。
イモリとヤモリは名前が似てるから、まだ間違えるのはわかる気がします。
でも、一度でも実際にイモリとヤモリを見た事があれば間違える事はないでしょうね。
カメを両生類だという人達が意外と多くて驚きます。
「カメは水の中でも陸でも生きれるから両生類」と思い込んでいる人達が多いみたい。
じゃあ、ワニは?
爬虫類ですね。
爬虫類と両生類、なんとなく同じような感覚で覚えられがちですが、実際はかなりの違いがあります。
ものっ凄くわかりやすく言えば、鱗があれば爬虫類、無ければ両生類。
また、基本的に(例外もあります)両生類には、幼生と呼ばれる時期(カエルで言えばオタマジャクシ)があり、変態して親の姿に劇的に変化します。
爬虫類には、そのような変化はありません。
あと、意外と知られていませんが、爬虫類、両生類共に卵ではなく、幼生または幼体を産む種がいます。
どうも、「子供を産む」というのは「哺乳類の特権」みたいに思われがちですが、脊椎動物の歴史からいくと結構古いタイプの魚でも子供産んでいた事がわかっております。
あ、話は変わりますが、カメとスッポン、トカゲとヤモリ、ここら辺がごちゃごちゃしてわかりにくいという人もいるみたいですね。
説明すると長くなるので、簡単に言うと「スッポンはカメだけど、カメはスッポンじゃない」「ヤモリはトカゲだけど、トカゲはヤモリじゃない」て事です。
他にもいろいろ書きたい事があるので、気が向いたらまた書きます。
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