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【まぼろし】
薄れていった思い出から また
新しいあなたをつくって
夢をみている
いつからか 本当のあなたの姿を考えたくなくなった
そんな私は 世界の進化についていけない 小さな迷い子
風が止まった砂漠のどこかで
足をとられて沈んでったような
光のない場所でも
少しでも あなたの姿を想い浮かべることができるなら
この先進む道を見失っても構わないと思ってる
溶けていく どんな理性も 悲しみも
溶かしてく どんな痛みも 虚しさも
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