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ファミレスで待ち合わせ。龍一は先に座って待っていた。
慌てて歩美がやって来た。
歩美「龍一遅くなってごめん!」
龍一「…」
重たい空気に歩美は一気に顔色を変えた
歩美「龍一、話って…」
店員「いらっしゃいませ。」
歩美「あ、アイスティーと…」
龍一「コーヒーおかわり」
店員「かしこまりました。ごゆっくりどうぞ。」
龍一「慶太から聞いたよ。歩美と涼平のこと」
歩美はうつむいた。
龍一「…慶太は変わったし涼平は何考えてるかわかんねーし。」
歩美「…」
龍一「涼平何か隠してんだろ…歩美知らない?」
歩美「…涼平ホストやってる。」
龍一「…はぁ!?」
歩美「親の借金があるらしくて。」
龍一はため息をついた。
龍一の様子を見ていて自分のせいで、友情が壊れつつあるのを歩美は感じた。
店員「おまたせしました。」
龍一「…歩美、慶太と別れたのか?」
歩美「ちゃんと別れ話はしてないけど、あれから連絡とってないんだ。」
龍一「慶太とちゃんと話しあえよ。」
歩美「うん。」
龍一に背中を押され
歩美は慶太に電話をかけ後日会う約束をした。
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