夢の続き【完】

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私がそう言うと「お洒落して待っていて」とだけ言い残し、家を出て行った バタンっ 玄関の扉が閉まると同時に私は焦り出した まさか将彦さんが結婚記念日を覚えているとは思わなかったし、食事に誘われるとも思っていなかった とにかく今は着て行く服を選ばなくてはいけない 私は自室に行き洋服箪笥からいくつか服を取り出し並べ、じっくりと考えた後一枚の淡い桃色のワンピースと白いカーディガンを着て行くことに決めた .
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