第二章 日常

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「やめろよ、シンが嫌がるだろ!!ばぁちゃんが言ってたぞ、人様が嫌がる事をする奴は、ろくな人間じゃないって!!!」 そう、こいつがその変わり者…鷲崎 風(フウ)。 僕が何か言われてると、必ず現れるのだ。いや、僕限定ではない…フウは、正義感が強い。その為、色々なとこに助けに現れるのだ。 フウの特徴は、正義感と額に巻いた真っ赤なハチマキである。 「またフウか…。お前さぁ、神様助けて何が楽しいの?」 「神様つまんねぇだろ?地味だし、あんまり遊ばねぇし、暗い奴だしさぁ。」 「そんなことない!皆、一人一人個性があって良いんだよ!!」 まだ続きそうだ…面倒になってきたから、二人とフウを置いて教室から出て、靴を履学校を後にした。 自分の事で口論しているのだが、毎回の事でもう面倒なのだ。 それに、もう直ぐで……
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