第二章 日常

7/17
前へ
/93ページ
次へ
「シンー!!シン待ってよー!!」 ほら来た、フウだ。仕方なく立ち止まりフウを待つ。 「あははは、気付いたらシンいないからビックリしたよ。もう大爆笑!!」 「…普通笑うか?お前おかしすぎ」 キョトンとした顔でこちらを見てくる、おかしいは言い過ぎたかと不安になり、バツが悪そうに顔をそらすと、フウはいきなり笑いだした。 「あははは、それよく言われるんだ」 どこまでも明るい奴である。呆れて物も言えず歩を進める。 早く家に帰りたい…
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

108人が本棚に入れています
本棚に追加