第三章 初の神様業?

2/17
前へ
/93ページ
次へ
─チュン チュン─ 朝…今日は土曜日、学校は休みだ。 もう少し寝ようかと布団を深く被った…が、昨日の不思議体験が気になって眠れそうにない。 「はぁ……行くか…」 あまりノリ気じゃないが布団から出て、昨日の出来事を考えながら着替える。 ────── 「次期…神…様?」 「はい、次期神様です」 「どう言う…」 意味が理解できず更に問い掛けようとした時、九尾は暗くなり始めた空を見上げた。 「もう今日は遅いので、その話はまた明日…ではダメですか?」 ────── と言う事で、昨日は何も聞かないままに帰って来たのだ。 僕をからかっている様にしか思えない!……けど、そうは見えない。 あの謎の青年…九尾のことも気になるし、行くしかないと観念しながら家を後にする。
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

108人が本棚に入れています
本棚に追加