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─チュン チュン─
朝…今日は土曜日、学校は休みだ。
もう少し寝ようかと布団を深く被った…が、昨日の不思議体験が気になって眠れそうにない。
「はぁ……行くか…」
あまりノリ気じゃないが布団から出て、昨日の出来事を考えながら着替える。
──────
「次期…神…様?」
「はい、次期神様です」
「どう言う…」
意味が理解できず更に問い掛けようとした時、九尾は暗くなり始めた空を見上げた。
「もう今日は遅いので、その話はまた明日…ではダメですか?」
──────
と言う事で、昨日は何も聞かないままに帰って来たのだ。
僕をからかっている様にしか思えない!……けど、そうは見えない。
あの謎の青年…九尾のことも気になるし、行くしかないと観念しながら家を後にする。
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