6人が本棚に入れています
本棚に追加
僕は友達との関係を
全て断ち切ろうと思った
僕と関わると
関わった子が標的になるから
それが嫌だった
僕のせいで友達が傷ついていくのを
見たくはなかったから…
そんななか虐めに気付いた友達がいた。
彼女は僕の味方になろうとした
僕はそれを必死で拒んだ
『僕といると君が不幸になる!』
バチンって思いっ切り叩かれた
彼女はずっと下を向いたまま
振るえる手を抑えて
怒りながら僕にこう言い放った
『そんなんが怖くて友達になったんじゃないよ!アンタの事が大切だから…』
前を向いた彼女は泣きじゃくっていたが
確かに笑顔で僕を見た
『ごめんね…痛かったでしょ?』
この言葉が僕を強くした
『ありがとう…』
最初のコメントを投稿しよう!