祝福の追い風と黄金の雷神

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なのは達は錬が魔導師ではないと知って驚く。 魔導師以外に時空間移動など出来るのかと…… 「それと、世界と言っても時空管理局では行けない世界だから。まず、次元が違うしね」 「それはどない言う事や?」 「次元が違う?」 「管理局が行けない?」 錬の言葉に戸惑うなのは達。 錬は少し考える素振りをすると懐からメモ帳とペンを取り出して何かを書き込む。 書き込んだ物をなのは達に見せた。 「端的に言ったら別次元の異世界だね。 平行世界と言っても過言じゃないよ。 この世界がある次元には多くの世界があるけど、管理局はこの次元を行き来出来るだけで次元自体の移動は出来ない。 だから僕達がいた世界には行けないんだ」
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