第7話

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 というわけで  今日は  一人で勤務となった。  マナミがいないと  凄まじく静かだ。 『…はぁ』  ため息混じりに  窓の外を見ると 『…猫』  白猫が  窓から覗いていた。 《開けてくれー》  …………。 《開けろー》  ……………………。 《聞こえてるんだろー。開けろー》  僕は  ブラインドを閉めた。            
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