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『でも、続けるんでしょう?』
『んん~ぅ~~あぁ~~~~………………まぁねぇ~』
マナミは
何かを諦めたように
両手を上げた。
『お節介だからさぁ~。いかんせん、これ性分でね~』
ついでに
大きく伸びる。
『悪くないと思いますよ』
『…そうかなぁ~』
『はい』
マナミにしか
出来ない事。
能力だけではなく
人間の器として。
『んじゃー頑張ろうかなぁー』
例え誰にも
理解されないとしても
この人は
看取り続けるだろう。
・第9話・完・
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