第10話

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 次の日僕らは  バイト前に集合した。 『教授って、いつもどこに居るんですか?』 『ん~たぶんこの近辺に居ると思うのよねぇ』  ここは  バイト先に程近い  中学校だ。 『猫先生ー』 『呼んでも…』 『どうしたー』  …来た。  教授は木の上から  軽やかに  飛び降りた。 『あれ、近くにいた?』 『というか、二人の匂いがしたんだー』 『さすが猫先生~』  …どんな匂いだろう。            
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