第10話

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      『チカー』 『あ、はい』 『足は速いかー』 『え、まあそこそこ』 『…今日は鬼ごっこになるぞー』  教授が足を止めた。  自然公園の  草むらの前。 『……風鱗!!』  教授が  大声を張り上げた。 『フウリン?』  マナミと僕は  顔を見合わせた。            
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