第10話

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 教授は  狭い路地を進む。  僕はぎりぎり  歩けたが  マナミは背が高いので  いろんな箇所を  いろんな物で  ぶつけていた。 『…チカちゃん、俺今日、痛い』 『…頑張ってください』  急に  前方がひらけた。 『おや!!春日火殿!!』  四方を  ビルに囲まれた  小さな空き地。  そこに  酔月がいた。            
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