第10話

23/25
前へ
/489ページ
次へ
 雨の降る中  空き地には  たくさんの妖精が  集まってきた。  教授を見つけると  みんな丁寧に  挨拶をしていく。 『みんな水関係の方々なの?』 『そうだー』 『水と火は、仲悪かったりしないんですか?』 『そこまで干渉しないからなー。属性間での対立などはないぞー』  霧のような雨は  気持ち良く降り注ぐ。  妖精たちの宴は  いつまでも  賑やかだった。              
/489ページ

最初のコメントを投稿しよう!

636人が本棚に入れています
本棚に追加