636人が本棚に入れています
本棚に追加
『妖精も大変なのねー』
『そうですね』
事務所で
改めて今日の事を
振り返っていた。
『先生って、何気に大物みたいだし』
教授は
疲れたから帰る、と
夜の街に消えた。
『俺は痛いし…』
『お疲れ様です』
マナミは
擦り傷やら
青タンやらが
たくさんできていた。
『チカちゃん、妖精の知り合い増えたわねー』
『…本当ですよね』
『そーゆー体質なのかしらね?』
『えぇー…』
僕は
あまり深く考えない
事にした。
・第10話・完・
最初のコメントを投稿しよう!