第11話・1

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『眞浪さん、』 『はいな~』  川口が出て行って  30分程が  経過した。 『さっきの、なんだったんですかね』 『んん…』 『あの人、何か隠してるみたいでした』 『…そうねぇ』  煙草をくゆらせ  眉間に  皺をよせた。 『まぁ、もう少ししたら判るわよー』 『…イラついてますか?』 『ん?』 『眞浪さん』  数秒の  間があった。            
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