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数時間後
病院で手当てを受け
マナミは回復した。
『済まない、俺の責任だ』
病室で沢矢は
頭を下げた。
『本当よ~死ぬかと思った~。沢のせいでお婿に行けなくなっちゃったじゃな~い』
顔色は少し悪いが
憎まれ口は
いつも通りだ。
『で、あの時何が聞こえたんですか?』
倒れるほどの
何かがあったのだ。
『見えたんだよね』
『見えた?』
『そう。結構はっきり』
するとマナミは
紙とペンを
沢矢に要求した。
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