第3話・2

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 店を出て  沢矢と別れた。  雨は上がり  雲が薄くなり始めている。  マナミと僕は  取りあえず  歩き出した。 『チカちゃん、大丈夫?』  マナミは  僕の顔を覗き込んで  言った。 『なんか巻き込んじゃって、ごめんなさいねぇ』 『いや、大丈夫ですよ』 『そ~お~?』          
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