第4話

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 扉を開けると  屋上の雪景色が  広がった。 『…で、何?』  マナミを見ると  寒さで死にそうに  なっている。 『なんとなくだけど、判った気がするのよ~』 『何が?』 『これの持ち主~』  花冠に  この景色は  似合わないな。 『誰なんですか?』 『ん~っとね…』  その時  僕らの頭上に  光が注いだ。          
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