9910人が本棚に入れています
本棚に追加
そしてあたしと市瀬くんは南側の校舎の方に向かう。
歩いてる間、2人は無言だった。
「…着いたよ。」
南側の校舎に着いたあたしは市瀬くんに報告をした。
「それじゃあ…
バイバイ」
あたしが後ろを向いたとき、
グイッ
また腕を掴まれた。
こっ、今度はなに!?
『先輩…
屋上ってどこにあります?』
また新たな質問が出た。
「屋上?
…屋上はこの階段を
上がれば屋上よ」
そう言った瞬間、市瀬くんはあたしの手を取って、階段を上り始めた。
最初のコメントを投稿しよう!