*ユウside*

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そしてあたしと市瀬くんは南側の校舎の方に向かう。 歩いてる間、2人は無言だった。 「…着いたよ。」 南側の校舎に着いたあたしは市瀬くんに報告をした。 「それじゃあ… バイバイ」 あたしが後ろを向いたとき、 グイッ また腕を掴まれた。 こっ、今度はなに!? 『先輩… 屋上ってどこにあります?』 また新たな質問が出た。 「屋上? …屋上はこの階段を 上がれば屋上よ」 そう言った瞬間、市瀬くんはあたしの手を取って、階段を上り始めた。
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