9911人が本棚に入れています
本棚に追加
『だから…私が悪いの…………』
海…
きっと海は、あたしのことで一度あったから、美希さんも同じようなことされて…許されなかったんだよね。
「…美希さん。自分をせめないでください。海は絶対戻ってきますよ」
自分がそんな言える立場じゃないけど…
自分自信を責めないでほしい。
海はきっと頑張ってる。
懸命に懸命に生きようと…
だからあたしは、海を信じて待ってる。
意識が戻るまで――――
『……ゅ…ぅ?』
突然ベッドの方から声がした。
えっ………
『…か…い?今、海の声がした気がする…』
「美希さんも聞こえたんですか?」
『うん』
あたし達は、海のそばに駆け寄った。
.
最初のコメントを投稿しよう!