36人が本棚に入れています
本棚に追加
姉に借りたワンピは思っていた以上に可愛くて、暑い季節にはピッタリだった。
でも、姉の年だとちょっと派手なようなきもする。
私は着替えて、足早に竜が待つ、待ち合わせ場所に向かった。
「まだきてないんだ…」
「どこ見てんだよ結菜」
「いるんじゃん…てか、何?その格好…仕事…じゃないよね。どうしたの?」
竜はスーツ姿で現れた。
スーツ姿見るのは、成人式以来だった。
「今日1日は、大人の男…いゃ、紳士でいますから。結菜も女性らしくしてろよ?」
「は?意味わかんない」
「いいから、いいから!まっ車に乗れよ」
やっぱり怪しい。
まっいいか。
久しぶりの竜とのデートだし。
楽しまないとね。
最初のコメントを投稿しよう!