プロポーズ

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それにしてもいい天気。 「竜~どこ行くの?」 「初めて結菜と行った海だよ。今行けば、夕陽が沈むのが見れるかな。」 「懐かしいよねぇ。高校の時電車で何時間もかかったよね…。…やっぱり変!!」 「何が?」 「いつもの竜と違う!」 「普通じゃん。今日は特別だよ。結菜に最近仕事で寂しい思いさせてるからさ。お詫びだよ」 「竜…ありがとう。お返しにチューしてあげるね?」 私は、ちょうど信号が赤になったので竜にキスをした。 「みんなに見られたじゃん。恥ずかしい!」 「顔赤いよ!本当かわいいね。竜は。」 「日本男児にかわいいなんていうなよ~。」 運転している竜の横顔は本当に照れていて、かわいかった。
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