第1話 Jチーム出動せよ!

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マモルは浮かない顔で、 袋いっぱいのお菓子を抱えて 歩いていた。 「ちょっとマモルさん! 若くて可愛い女の子と、買い物 してるんだから、もっと楽しそ うな顔しなさいよ!」 美優は売店の仕事で、来れなか ったので、モエと二人で、 買い出しに来ていたのだ。 ドス! マモルは、人と、ぶつかって お菓子を路上に、ぶちまける。 「大丈夫か?」 声の主を見ると、体格の良い 外国人だった… マモルは、ドギマギしている。 「オ~イェ~ス!大丈夫、 大丈夫、OK?」 「フッ…」 外国人は鼻で笑いながら去って 行った。 「何が、イェ~スよ!外国人は 皆、アメリカ人だと思ってるん じゃないの?さっきの人は ロシア人よ!しかも日本語で 話しかけられてるのに… オ~イェ~スなんて… まったく、恥ずかしいわね!」 返す言葉の無いマモルは、 無言で部隊に戻ったのだった。
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