第1話 Jチーム出動せよ!

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ようやく厳しい訓練が終わり、 体中、擦り傷だらけのマモルは 医務室に向かった。 「お~い、モエ、いつもの ように頼むよ」 白衣に身を包む女性が 奥から出てきた。 「また傷だらけにして… 少しは、自分の体も労って 下さいね」 彼女は、医務室に勤務する 陸士長、明戸 萌だった。 「今、休憩時間で、美優さんと ティータイムだから、サッサと 治療を終わらせますからね」 「何!美優さんも居るのか?」 マモルは、部隊の売店に 勤務する女性…赤井美優に 好意を持っていたのだ。 奥から美優の声がする。 「モエちゃ~ん、私、お菓子 買ってくるね~」 「は~い」 マモルは、ソワソワしている。
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