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「よし…ひとまず地上世界を
制圧して、体制を取り直すか…
幸い、地上の兵器は、我らには
通用せぬ事だしな…」
そう言うと、バビロニア13世は
二人の側近を呼び寄せた。
「いでよ!デスノーリ!
デスモーリ!」
「ハッ…ここに!」
デスノーリは、大柄な鎧武者…
デスモーリは、細身な紳士風で
シルクハットに、ステッキを
持っている。
「二人とも、良く聞け…我々、
ネオ.バビロン帝国は、地上に
出る…お前達、二人の力を
持って地上を制圧してみせよ」
二人は驚きの表情を隠せない。
「な、なんですと!?地上に!」
「地底世界を、諦めなさるのですか!?」
「フッフッフ…地上を制圧して
人間どもを、忠実な兵士に
仕立てあげ…地底世界を一気に
攻め落としてやるのだ…」
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