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そんな中、あたしは義父の仕事の都合で引っ越す事となった。
これで全部おわりだ。
あたしは昨日までの自分を心の奥にしまいこんだ。
引っ越した先ではみんな優しかった。
あたしはいじめのことは一切忘れ、新しい学校生活を楽しもう。
明るく、友達の多かったあの時に戻ろう。
そう思い、明るい女の子に戻った。
でもそれは上っ面だった。
中学生になったあたしは、心からの友達を一人として作らず、自分の事を話すことはなかった。
そんなあたしにあたし自身がいつのまにか違和感を感じるようになっていたのだ。
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