ⅩⅣ.幸せ

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   ゆっこ  いつも僕か桜の後ろをついてきてくれる君は、僕らにとって本当の妹のようでした。  僕が中学三年でゆっこはまだ小学一年生だった時のバレンタインに、笑顔で「本命」と言って、僕にココアをくれた事を覚えてますか?  あの時僕は思わず笑ってしまって、ゆっこを泣かせてしまいました。  なんだか可愛いすぎて笑ってしまったんです。ごめんね。でも嬉しかったよ。  翔太  僕にとって、一生の中の友でした。  小学校の時の僕は翔太の気持ちに、気付いてた。だから僕はずっとお前が大嫌いだったけど、高校に入って僕も驚いたよ。すっかり変わったのはお前もだった。  楽しかった。ただ純粋に翔太と一緒にいると楽しかったです。沢山笑わせてもらいました。  神崎さんと長続きしている事を祈ってます。  神崎さん  神崎さんには感謝してます。僕の大事な人達はあなたに随分助けられているようです。できればこれからも、彼らをよろしくお願いします。  
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