ⅩⅣ.幸せ

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   自信があります。  僕は何度でも、君に恋をする。  それくらい沢山の素敵な思い出、事実を書き記しました。  明日の僕は恐らく、あのノートを読んで「君との出逢い」を楽しみに待ちわびるでしょう。  そして、それを毎日繰り返していく。  そうなれば、僕は幸せです。  この世界のどこかで、僕以外にもその奇跡を待ちわびてる人がいるかも知れません。  君はその人に、この幸せを与えてあげて下さい。  そして、君自身が幸せになって下さい。  あなたには、ずっとずっと笑っていて欲しいんです。  けれど願わくば、少しでも頭の片隅にでもいいから  僕と出逢った事、過ごした日々の思い出を、覚えていて欲しいです。』  
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