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「じゃ、次はどうしようか」
ジェットコースターを降りた後。
適当に歩きながらそんな事を話す。
「お化け屋敷とかは?」
「え、お化け屋敷?」
「いいかも。行こうか」
姫が何か言いたそうにしてるのを置いて、お化け屋敷へと向かう。
中に入ると、当然のように暗くて。
気がついたら、麻奈と柚希は先に行ってしまったのか、既に側にはいなくて。
そういえば、此処のお化け屋敷はかなり怖いと聞いたけれど・・・
実はお化けが苦手な姫は大丈夫だろうか・・・。
そう思っていると、突然悲鳴が聞こえた。
「いやぁー!」
「ちょ、待って、姫乃!」
叫んだのは姫。
そして、あまりにも怖かったのか、この場から逃げ出したらしい。
そんな姫を追って、風君もいなくなってしまった。
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