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「あれ?いつの間に仲直りしたの?」
聞いてきたのは、姫だった。
その側には、柚希も風君も、そして隼人君もいる。
「昨日だよ。ね、美沙ちゃん」
「うん」
「で、結局喧嘩の理由は何だったんだ?」
「内緒。これは、私たちの問題だから」
いたずらっぽく笑う、麻奈。
喧嘩の理由である隼人君がいる以上、話す事は出来ないし、姫たちには関係のない事だから、話すつもりもなかった。
「ま、仲直りしたならいっか」
「じゃ、今度またみんなで何処かに遊びに行こうか」
「いいね、行こうよ」
いつもの私たちに戻った。
やっぱり、いつものように過ごすのが一番いいと思った。
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