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由貴「そういえばさ、祐輔の家ってどこにあるの?」
麻衣「………」
祐輔は様子を見るように麻衣を見た
麻衣は小さく頷いた
祐輔「一応麻衣の家だ」
由貴「そうなんだ。まぁ予想ついてたけどね」
麻衣「このことは誰にも言わないでよ?」
由貴「わかってますって」
祐輔「由貴はどこなんだ?」
由貴「もう少し先に行ったところを右に曲がって、ちょっと行ったところにあるよ」
祐輔「結構近いんだな」
麻衣「小学校からの付き合いだもんね」
由貴「そうだね」
「楽しそうな話ですね」
祐輔「……誰だ」
いきなり後ろから声をかけられたので、振り返り祐輔はそう言った
「さて、誰でしょう」
祐輔「おちょくってんのか?」
「そんなことはないですよ。ただ、これから死ぬ人に名前を教える必要はないかと思って」
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