第一章

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タッタッタッと、テンポのいい足音が街中に聞こえていた 麻衣はちらっと確認するように後ろを向いた そこには祐輔が着いてきている 麻衣(いつも通りでいいか) 麻衣は少しペースを上げた 祐輔も同じようにペースを上げる 祐輔「いつもどのくらい走るんだ?」 麻衣「10kmくらいかな」 祐輔「そうか」 それっきり、二人は黙って走っていた そしてしばらくしてから家まで戻ってきたのだった 麻衣「はぁはぁはぁ」 祐輔「平気か?」 麻衣「う、うん」 祐輔は汗1つかいていなかった 麻衣(凄すぎでしょ……) そんなことを思いながら家へと入っていった 麻衣「シャワー浴びてくるから待ってて」 祐輔「分かった」 祐輔は言われた通り休む…… 祐輔「朝食でも作ってるか」 ことなく、朝食を作り始めたのだった その後、丁度作り終えた頃、麻衣は風呂からあがった
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