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麻衣「知り合いの先生がいるから、その人のところにいて。帰りに迎えに来るからその間勉強とか教えてもらえばいいと思うよ」
祐輔「そうだな」
麻衣「部活は……」
祐輔「見に行く」
麻衣「そ。じゃあHRが終わったら来るよ」
祐輔「わかった」
麻衣「えっと、ここね。ちょっと待ってて」
麻衣はノックをしてから部屋の中に入っていった
そこには、校長室と書かれていた
少ししてから麻衣が顔を出して言った
麻衣「来て」
祐輔は言われた通り中に入った
そこには麻衣と、若い女性が座っていた
「君が祐輔くん?」
祐輔「はい。あなたは……」
「校長。いや代理ですね」
祐輔「代理ですか」
麻衣「じゃあ私は行くね」
祐輔「ああ」
麻衣は校長室から出て、教室へと向かった
校長「それで、だいたいの話は聞いたけど」
祐輔「多分、聞いたままですよ」
校長「そう。あ、私のことは由衣って呼んでいいから。皆の前では校長じゃないと困るけどね」
祐輔「分かりました」
祐輔は少し呆れ気味に言った
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