プロローグ

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少女「疲れた……」 少女はそう呟いた 通学路をゆっくりとした足取りで歩いていた 現在は夕刻 部活帰りである 竹刀を入れる袋を持っているところを見るに、剣道部なのだろう 少女「どこか寄っていこうかな」 そう言ったあと、方向を変えようとしたが…… 少女「やっぱりやめ。汗かいたしシャワー浴びたい」 と呟いて帰路を元に戻した そんな少女が道端を歩いていた 少女がしばらく歩いていると、二階建ての家の前に立ち止まった 家もかなり大きい部類に入るだろう 少女はポケットから鍵を取り出し、中に入っていく ここが少女の家なのだろう 少女「ただいま」 誰もいない家の中で声が響いた 少女は服を脱いでシャワーを浴びると、私服に着替えた ドライヤーで髪を乾かすと、すぐに家から出ていった
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