プロローグ

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少女「ねぇ、君。起きてよ」 少年「………zzZ」 全く起きる気配がなかった 少女「こうなったら……えいっ!」 少女は少年の鼻を摘まんだ 少女「………」 1分経過 少年「………」 2分経過 少女「平気かな?」 3分経過 少年「ん~……zzZ」 4分経過 少女「死んでないよね?」 5分経過 流石に怖くなり手を離した 少女「凄い人ね」 少年「あの時間まで呼吸させないお前の方が凄いぞ。殺す気か?」 少年はいつの間にか目を開けていた 少女「い、いつから起きてたの?」 少年「お前が息を止めた辺りから」 少女「ならさっさと起きなさいよ!」 少年「いや、邪魔しちゃ悪いかと思ってな。ところで、ここどこだ?それにお前は誰だ?」 少女「これはこっちのセリフよ!」 少女は息を荒くして言っていた 少年「………」 少女「なによ」 少年「何も思い出せない……」 少女「は?」 少年「俺は……誰なんだ……」
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