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少女「ど、どういうこと?記憶喪失?」
少年「多分な」
少女「なんでまた……それになんでここにいるのよ」
少年「気が付いたらここにいた」
少女「……本当に何も覚えてないの?」
少年「ああ」
少女(嘘ついてるようには思えないわね)
少女はどうしたものかと悩んでいた
少年「とりあえず、お前の名前を教えてくれ。呼ぶときに困る」
麻衣「私?神無月麻衣だよ」
少年「麻衣か、わかった」
麻衣「いきなりファーストネームで呼ぶんだ」
少年「嫌だったか?」
麻衣「別にいいけど。それより、貴方のことはなんて呼べばいいの?」
少年「自由に呼んでくれ」
麻衣は少しの間、腕を組んで悩んでいた
麻衣「じゃあ祐輔で。神無月祐輔」
祐輔「悪くないな」
気に入ったようだった
麻衣「それで、これからどうするわけ?」
祐輔「何も分からないんだ。どうしようもないだろう」
麻衣「そうよね」
また悩み始めた
麻衣は悩んでばかりであった
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