プロローグ

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麻衣「……祐輔は料理出来るみたいね」 祐輔「らしいな」 麻衣は祐輔の手元を見て言った 試しにと、野菜を切るよう言ったが、いとも簡単にこなしてみせたのだ 麻衣「ふ~ん。その年でね。凄いね」 祐輔「それはお前もだろ」 麻衣「いや、私女だし」 祐輔「性別は関係ないと思うがな」 そんな話をしながら料理を進めていった 今日はシチューのようだった 麻衣「よし!あとは煮込んで終わりね」 祐輔「ああ」 麻衣「じゃあ休みましょ。その間にお互いのことでも話す?」 祐輔「そうだな」 麻衣「じゃあこっち」 そう言ってダイニングに座った 麻衣「ちょっと待ってて」 そう言い残して一度キッチンに戻ると、お茶を持ってきた 麻衣「はい。で、なにか思い出したこととかある?」 麻衣は正面に座り、聞きだした 祐輔「特に……」 麻衣「そ。まぁこの辺はゆっくりいけばいいか」 麻衣は気にしている様子はなかった
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