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麻衣「ん~、じゃあ祐輔のことはいいとして、私のことで聞きたいことある?」
祐輔「お前のことと言うより、これからのことを聞きたい」
麻衣「そっか。とりあえず、明日は私の学校に行くよ。それで編入の試験を受けるんだけど、受かるかな?」
祐輔「どんなことをやるんだ?」
麻衣「う~ん、今話すとややこしくなりそうだから明日帰って来てから見せるよ」
祐輔「明日は学校に行くだけか?」
麻衣「私は部活があるんだけど、休むからいいや」
祐輔「いや、出てくれ」
麻衣「へ?」
祐輔「部活ってやつにだよ」
祐輔は真剣な表情で言っていた
麻衣「なんで?」
祐輔「俺のことでこれ以上迷惑かけたくない」
麻衣「……わかった。じゃあ……」
祐輔「その間はお前の様子でも見てるから気にするな」
麻衣「そう」
麻衣は複雑な顔をしていた
麻衣「そろそろいいかな。仕上げしてくるから待ってて」
そう言ってキッチンに向かっていった
祐輔「なんか変なこと言ったかな」
祐輔は頭を掻きながら言った
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