黒い猫と僕

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何の取り柄もないくせに、態度だけは一級品のバカ店長 あぁいう大人にだけはなりたくないな… てか、バカ店長だってこんなバカ息子はいらないか… まぁお互い様だ。 とか思ったら、怒りも少しだけ収まった。 コンビニのドアが開いて、客が入って来る。 『いらっしゃいませ。』 俺は、愛想よく客に挨拶をする。 チラッと腕時計を盗み見ると、夜の8時を過ぎていた。 バイトは9時までだから、後少しの辛抱だ。 っつても又明日もシフト入ってるから、ここに来なきゃいけないんだけどさ… 毎日、学校に行ってバイトして遊んで寝て 毎日、毎日、毎日… 同じ事の繰り返し、だけど… 生きてる限り生きていかなきゃいけないし あぁ…人間ってめんどくせぇ… .
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