感覚

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  あの子の姿があった。 ように見えたがそれは和樹だった。   和樹「オゥ!まさかお出迎え?」   俺(俺,こいつがあの子に見えるほど想ってるのか?//大丈夫か俺?)   少しパニックになった。                    俺(落ち着け!落ち着くんだ俺!)   一方で和樹は固まっている俺を見ている。            和樹「何?なんかした?俺,なんか変?」               俺に聞いているが俺はそれどころじゃない。   「なんか変?」 の質問に 「お前はしょっちゅう変だ。」 と言い返すことしかできなかった。   次第に落ち着きを取り戻した俺は和樹と教室に戻ろうとした時、目の前にあの子がいた。   やっと動こうとした足がまた動かなくなる。  
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