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「あ~ぁ…学校だりぃぃ~」
「うん…俺今日英語あるし…」
と、たわいもないありふれた会話をして登校しているのは
俺、相坂達也と俺の幼なじみの石田謙吾だ。
こいつはかなりいい奴だ。
とは言ってもはっきりとしたいい所は見当たらない…
俺はいつも謙吾と一緒に登校する。
クラスも違うし部活も違う。
まぁ単に昔からの付き合いってとこだ。
謙吾と昨日のテレビの話をしていた時だった。
「ちょっと待て~!!」
突然後ろから呼び止められた。
しかし俺と謙吾は、反応することなく歩き続けた。
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