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教室のドアを開け、みんなと挨拶を交わすと、授業の準備をした。
1時間目は数学。
和樹「なぁなぁ~ここどうやんの~?」
和樹はいつものようにダルい口調で話しかけてくる。
俺「知らね」
俺は適当に返答してまたノートに向き直した。
わかってはいるものの、ここ最近、和樹のせいで先生に睨まれることが多くなった。
無駄話だと思われているのだ。
俺は、そんなことが続くと成績に影響すると思った。
だからこうして、適当にしているのだ。
俺(お前教えたってまた3日後に同じこと聞いてくるだろ馬鹿!!)
そんなことを思って、1人笑っているとチャイムが鳴った。
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