11301人が本棚に入れています
本棚に追加
/483ページ
「‥‥というわけで、二年生からの編入という形になるぞい?」
「ああ、構わへんよ」
「‥‥‥‥。」
「では検査に移ろうかの。‥‥入りなさい」
失礼します、と入ってきたのは金髪碧眼、赤いスーツに身を包み、四角い眼鏡をかけ、出るとこは出、引っ込むところは引っ込んでいる女性。見た目は20代後半といった感じで、柔らかい表情をしている。
「ライカ先生。後の方は頼みましたぞ」
「はい。お任せください。」
ライカと呼ばれたその女性は、2人の方に向き直る
「ライカ・サフィンです。よろしくね。」
「天野烈神や。よろしゅう。んで、こっちんが‥‥えーと‥‥」
「‥‥ルークス・チェイサー‥‥」
「だそうや。あんま喋らへんけど、よろしゅうしたってや」
「え?あ、はい。よろしくね‥‥。では、検査をするので付いてきてね?」
学園長室を出て、しばらく歩いて他とは違う感じの建物に入る。
最初のコメントを投稿しよう!