偽・捨て猫狂想曲(ラプソディ)。

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結局その台本は落選し、秋の大会には別の生徒が書いた台本を上演する事になりました。 選ばれた台本の作者が半泣きになりながら残りの部分を書き上げ(ちなみにこの為提出すべき宿題の一部を犠牲にしたそうです)完成させる中、落選した部員は台本執筆から解放され、もう書かないでいいという事にほっと胸を撫で下ろすのでした。 私は落選したもののストーリーがきちんと出来ていたため、このまま捨てるのが勿体無く感じて、人知れず最後まで書き上げてこっそり脚本検索サイトに登録しておきました。
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