夢は果たして醒めるのか

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「黄緑の花…?」 「珍しいよねぇ~!光が差し込まないいこんな森にも花って咲くんだね!」 「…。」 「綺麗でしょう?」 黄緑色の花びらが風に舞って散っていく。 いつか、あんな風に黄緑色の髪の少女は自分から離れていくかもしれない。 そんな不安が胸を掠めたが、それでも…。 「あぁ、綺麗だ。」
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