第一章

8/8
前へ
/20ページ
次へ
体験授業を経て、 蛍は比較的得意な国語はグループ授業に、苦手な算数は個別授業を受けることになった。 クラスは、 Bだった。 最初は皆Aだという歩美の言葉は違かったのだろうか。 麻耶が、蛍より下のクラスであるということに違和感を覚えながら、蛍は早く新学年になる二月(中学受験では、二月から一年を数える)までに算数で皆に追い付けるように人一倍努力した。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加